2011/10/15:  新規掲載


2011年9月24日&10月10日 岩登りを満喫「湖南〜金勝アルプス」 リポート
 

湖南アルプスより、大津・草津方面を望む

9月24日、まずは前哨戦ということで、
ソロで西の湖南アルプス「笹間ヶ岳」を下見してきました。


下見1)
草津の田上公園の駐車場にとめさせてもらいました。(無料)

下見2)
登山口まで、田舎道を歩きます。途中にあった、ログハウスのミート・パイのお店「Rio Pies」。なんでも、オーストラリアン・ミート・パイ日本発祥の地とのこと。

下見3)
15分くらい歩いて、登山口バス停に着きました。

下見4)
川の水が、朝日に照らされ、なかなかよい感じ。帰りに通ったときは、ここでバーベキューしている人達がいました。

こんなコースです。
下見では、左下のほうの、笹間岳というところに行きました。
本番は、右上の竜王山というところに行きました。

下見5)
さらに、木漏れ日の中を歩きます。ここまでは、一応、車も通れます。

下見6)
ここからが、本当の登山口。先日までの台風の影響で、通行止めのルートも出ています。

下見7)
ゴアテックスのシューズのおかげで、川を渡るのも全然平気!

下見8)
あまりにきれいにはられたクモの巣を発見したので撮影。しかし、今回はほんとにクモの巣にやられました。朝早かったせいか、私の前を歩く人もなく、クモの巣まみれになりながらの歩行です。クモの巣除けにおおいに役立ったのが、ストック!やはり、トラベル枕よりストック!!

下見9)
湖南アルプス特有の、岩肌があらわれてきました。沢のように水の流れる岩肌を登っていきます。なかなか面白いコースです。

下見10)
イモリのお出迎え。ひとりで登るときは、こんなんも写真に撮りながら、ちんたら歩きます。

下見11)
頂上に到着!
頂上は大きな岩の上です。チェーンを使って登ります。
(周りに誰もいないので、この写真は、セルフタイマーを押して、急いで鎖をつかみにいって、しばらく静止するという、自作自演です。^_^;)

下見12)
岩の上からの景色は最高です。大津の南郷、瀬田川が眼下に広がり、大津プリンスホテルのほうまで望めます。

下見13)
岩の上は、他に誰もおらず、独占状態!

下見14)
自分撮りも忘れません。

下見15)
ちなみに反対側には、ハシゴも付いてますので、チェーンを使わなくても登れちゃいます。

下見16)
帰り道の池。このコースは、基本的に東海自然歩道にあたるので、それなりの見せ場を設けてくれています。

下見17)
下山して、また田舎道を歩いて帰ります。川を渡れる木の遊歩道なんかも設置されています。

下見18)
そこにいた、アメリカザリガニ!童心にかえります。

下見19)
望遠レンズで、きれいなトンボを撮ったりと、まぁ、お気軽な一人旅でした。 ハイキングコースっぽく見えてますが、登り道もちゃんとあったのですよ。
以上、下見編、終了

   
さてさて、時は10月10日、いよいよ本番に向けて出発です。
人気の東の湖南アルプス(金勝アルプスとも言うらしい)の天狗岩、竜王山コースです。
あいにく、急遽日程を組みましたので参加者が少なく、糸岡選手と中村のデュエットとなりました。
   

本番1)
今回も、六地蔵駅集合!アイシスで京滋バイパスをぶっ飛ばします。

本番2)
草津の上桐生までやってきました。ここは、キャンプ場もあるので、有料駐車場があります。通常500円ですが、おっちゃんが「朝一番に来られたので、400円でええわ」と言ってくれました。ラッキ、チャチャチャ。(私は卓球部ではありません)


本番3)
こちらのコースのほうが、人気があるとのことで、看板も立派!

本番4)
いざ出陣。

本番5)
奥池のほとり。気持ちのいい朝です。

本番6)
こちらのコースも川を渡る場面が何箇所かあります。糸岡殿も運動靴を履いてこなくて正解、とご満悦。

本番7)
木の橋を渡ったりもできます。
(って、この橋、グラグラで、落ちましたやん。はじめから川を歩いて渡ったほうが早い)

本番8)
こんなちゃんとした橋もあります。

本番9)
おおっ、最初の岩登り。グローブをはめて、ロープをしっかり握ります。

本番10)
実は、ロープなんか持たなくても登れるわけで・・・

本番11)
落ヶ滝に到着。落差20メートルぐらいあるでしょうか。なかなか勇壮です。


本番12)
晴れが続いていたので、水量は少な目か。

本番13)
おおっ、またしても岩登り。今度はちょっときついですぞ。

本番14)
湖南アルプスには、大きな岩盤があり、ダイナミックな登りを楽しめます。

本番15)
最初に目指した「鶏冠山」。
今回も旗を持って、日吉山岳部の名をとどろかせてきましたわい。


本番16)
標高はあまりありませんが、三上山も見えて、景色はよい。


本番17)
JRAの栗東トレーニングセンターをズーム撮影。

本番18)
木と青空のバランスもよかったのですが、写真にとるとイマイチか。


本番19)
とにかく岩場が多く、退屈はしない。



本番20)
こんな岩のトンネルもあります。う〜ん、どうやって形成されたのでしょう・・・


本番21)
いよいよ、メインの「天狗岩」に到着です。岩の上を見上げる糸岡殿。




本番22)
リュックは、下にデポし、ロープを巧みに使いながら登っていきます。
ちなみに、看板の注意書きでは、「自己の責任において登ってください」と書いてありました。



本番23)
岩のすき間をぬってゆきます。



本番24)
コンビニで買った300円の手袋が、これまたよく、岩盤をとらえて滑りません。まるでヤモリのように、よじ登ります。


本番25)
こんな岩を登れるくらいなら、剱岳(北アルプスの)でも行けそうですね。



本番26)
岩の上に到着!どこが天狗なのかいまいち分からないのですが、大きな岩がゴロンゴロン。

本番27)
鎖を使って登れる場所もあります。もし、鎖が切れたら、後ろの岩にひっかかるか、まっさかさまに落ちてゆきます。

本番28)
「赤い包帯のおっちゃん、ガンバリや!」と、少年に励まされます。 (バンダナという言葉を知らないようです)

本番29)
次は、「耳岩」という所に登りました。ここで昼食。眼下には、新名神が見えます。
大人2〜3人しか居られない岩の上は、高所恐怖症の人には無理かも。


本番30)
ここが、竜王山への分岐点「白石峰」となります。

本番31)
「竜王山」到着!最後の登りがきつく、もうフラフラです。

本番32)
木の合間からの眺望。

本番33)
続きまして、「重ね岩」。
これって、どうやってできたん?

糸岡説「岩が重なったまま、山が隆起したんちゃう」 
(ふむふむ、なるほど)

中村説「太古の大昔、ここには巨人が住んでいて、岩を積み木がわりにして、遊んでたんやなぁ。やっぱり、デイダラボッチっていたんや」 
(ジロリ(;¬_¬) )

本番34)
ちなみに、岩だけではありません。
マツタケも豊富! 「ここにマツタケありますよ」と、わざわざ教えてくれているような看板。


本番35)
歴史もあるのです。
巨岩に彫った石仏。いやぁ、昔の人は暇やったん、あ、いやいや、信心深かったんやねぇ〜。

本番36)
狛坂磨崖仏(こまさかまがいぶつ)といいます。※説明省略


本番37)
下山道にて。
「アチ痛いなぁ。もう歩くのチカレた」

本番38)
新名神の下をくぐります。


本番39)
ヤギにも会え・・・

本番40)
これが、かの「逆さ観音」。
石仏が彫られた岩は、鎌倉時代には、山の上にありましたが、下流にえん堤を作った際、山の岩から石を切り出すときに、あやまって落としてしまったそうです。



本番41)
・・・と、説明が書いてある。

本番42)
最後の見所、「オランダえん堤」。岩から切り出した石を積み上げて造られた堤防です。


本番43)
そのオランダえん堤を造った、ヨハニス・デ・レーケの胸像。(あなたが、落としたの?)
以上、本番編、終了で〜す





ご精読、ありがとうございました。
本番では、朝の7時45分から歩き始め、駐車場に戻ってきたのが14時45分。
7時間も歩きまわったので、最後はフラフラです。私的には、今シーズンの山登りで一番疲れたかなぁ。
まぁ、半分は、ハイキングコースみたいなもんなんで、結構楽しめましたが。
しかしなんですね。こんな面白いコースがあったのに、高校時代はなぜ、比良山と北山しか行かなかったのでしょうか・・・
今回もお天候に恵まれ、無事山行を終えられたことに感謝いたします。
次に行くときは、メンバー全員でいきましょう!
では、またの機会もよろしくお願いします。